セでは4球団で抑え交代の異常事態…チームの浮沈を左右する12球団の守護神事情
パ・リーグは6球団とも開幕から抑えは不変、楽天森原はいまだ無失点
【パ・リーグ】
1 楽天(16勝10敗0分)
森原康平(9試合1勝0敗4S1H 0.00)
2 ソフトバンク(15勝11敗1分)
森唯斗(12試合0勝1敗5S2H 2.31)
3 ロッテ(14勝12敗0分)
益田直也(12試合0勝1敗8S2H 3.00)
4 西武(12勝12敗1分)
増田達至(10試合1勝0敗7S0H 0.90)
5 日本ハム(10勝15敗2分)
秋吉亮(10試合1勝1敗4S1H 5.59)
6 オリックス(9勝16敗2分)
ディクソン(10試合0勝1敗4S1H 3.68)
セ・リーグとは対照的に、パ・リーグでは守護神の交代は起こっていない。それどころか、多くの球団でクローザーは安定した成績を残している。首位を走る楽天では松井裕樹からその座を受け継いだ森原がここまでいまだ無失点と圧巻の投球を見せている。森原含め安定した救援陣がここまでの快進撃を支えている。
ソフトバンクは森がいきなり開幕戦で抑えに失敗。7月2日の日本ハム戦ではサヨナラ負けを喫したものの、それでもここまで5セーブ、防御率2.31とまずまずの成績を残している。ロッテ益田は両リーグトップの8セーブを記録し、西武の増田も防御率0.90と抜群の安定感を誇っている。
日本ハムとオリックスの下位の2球団は、ややクローザーの数字も悪くなっている。秋吉は防御率5.59。ここ最近、失点が目立っており、苦しい投球内容となっている。ディクソンは6月23日のロッテ戦で2失点したことで防御率が悪化している。ただ、その後は7試合で1失点とまずまずの投球を見せている。
(Full-Count編集部)