好調のオリックスを吉田正が牽引、ロッテ種市が完封…パ週間ベストナインは?
単独首位に立ったソフトバンクからモイネロ、栗原、周東、今宮、柳田を選出
【第6週パ週間ベストナイン】
先発 種市篤暉(ロッテ)
救援 モイネロ(ソフトバンク)
捕手 若月健矢(オリックス)
一塁 栗原陵矢(ソフトバンク)
二塁 周東佑京(ソフトバンク)
三塁 中村剛也(西武)
遊撃 今宮健太(ソフトバンク)
左翼 ジョーンズ(オリックス)
中堅 柳田悠岐(ソフトバンク)
右翼 大田泰示(日本ハム)
DH 吉田正尚(オリックス)
大きく勝ち越したオリックス、そして単独首位に立ったソフトバンクから多く選出されることとなった。オリックスは若月、吉田正、ジョーンズの3選手。捕手の若月は打率.300、6打点とバットでも貢献。吉田正はリーグトップの打率.500、2本塁打をマークし、ジョーンズの7打点も週間トップだった。吉田正は右翼での起用が主だったが、他選手との兼ね合いで1試合でスタメン出場したDHで選んだ。
ソフトバンクは野手で栗原、周東、今宮、柳田を選んだ。まず柳田は吉田正に次ぐ打率.474という高打率を残し、週間出塁率は5割を超えた。周東も打率.471と課題とされた打撃面で好成績。栗原は満塁弾を含む2本塁打で6打点だった。今宮も打率.400をマーク。遊撃では楽天の茂木が.444だったが、チーム成績と貢献度を加味して今宮を選んだ。
週間4勝をマークした西武からは三塁手で中村を選出。打率.385と高打率を残しただけでなく、6つの四球を選んで、柳田と同様に5割超の出塁率をマークしてチームに貢献した。日本ハムの大田は週間打率.360。ここまで不振だったが、復調の兆しを見せた。
先発ではロッテの種市で異論はないだろう。25日の西武戦で9回を1人で投げ抜き、4安打完封勝利。10個の三振を奪い、パ・リーグの完封1番乗りだった。救援ではソフトバンクのモイネロ。3試合に投げて3イニングを無失点。しかも奪った9つのアウトのうち、8個が三振という圧巻のピッチングを展開していた。
(Full-Count編集部)