おかしいのは“不文律”の方? 大量点差&3ボールから満塁弾のタティスJr.に擁護の声続々
7点差での8回1死満塁、3ボールから満塁弾を放ったタティスJr.を敵将が非難
物議を醸しているパドレスのフェルナンド・タティスJr.内野手が放った1本の満塁本塁打。大量点差、3ボールからの投球を弾き返した行為が球界の“不文律”を犯したとして非難の声が上がっていたが、このタティスJr.の行為を擁護する声が上がり始めている。
17日(日本時間18日)に行われた敵地でのレンジャース戦。10-3で迎えた8回1死満塁の場面で打席に入ったタティスJr.は3ボールからの4球目、右腕ニカシオが投じた真っ直ぐを弾き返してグランドスラムを放った。
この一発に対してレンジャースのウッドワード監督が「個人的には気に入らなかった。8回に7点差でリードしている場面で打席に立ち、カウント3-0からスイングするのはタイミング的に良くない。(それが正しくないという考えのもとに)我々は野球界で育てられてきた」とコメント。大差がついた状況で3ボールから打ちに行くことは、球界の“暗黙の了解”に反すると指摘し、物議を醸すことになった。
ただ、この一件で現役選手や米メディアの中からタティスJr.を擁護する声が続出。米メディア「CBSスポーツ」はこの声をまとめて紹介している。