独立Lから育成…遅咲きの鷹・渡邉雄大がプロ初登板で3者凡退「ホークスさんに恩返しを」
コロナの自粛期間にトレーニング法の改善に着手
開幕前の練習試合で「1軍のレベルを肌で感じた」と話す渡邉雄は、新型コロナウイルス感染拡大による自粛期間中に自分の改善点をしっかりと整理してトレーニング法の改善などに取り組んできたという。それが実を結んで2軍戦でも結果を残し、支配下登録からこの日の1軍デビューに繋がった。
「ここで投げることを目指して、大学でも投げられない中で独立リーグに進んでホークスさんに拾っていただいた。そしてまたこういうチャンスをいただいたので、恩返しのためにもチームのために投げていきたい」
“オールドルーキー”としての入団から、さらに3つの年齢を重ねた左腕は、ドラフトで指名してくれた球団だけでなく、大切な家族や応援し続けてくれた周りの人たちへの恩返しのために、これからも必死でその左腕を振り続ける。