前田健太、投手3冠ビーバーとの投手戦で5勝目 主な一問一答「格上、プレッシャーない」
絶妙なグラブトス「あれしかないと思っていたので。そんなに難しいプレーでないと僕は思っています」
――7勝無敗のビーバーでゲームプランや準備はしっかりできていたか。
「先発投手は変わりない。登板間隔は同じなので、特に調整は変わらないんですけど、いい投手と分かっていましたし、簡単に勝てるとは思ってなかった。なんとか自分が頑張るしかないなと思っていた。味方が2ランを打ってくれたので、だいぶ気持ち的にも楽になったので、いい投球につながったんじゃないかと思います」
――投手だけでなく、4回には好守を見せた。グラブトスは迷いなく出来たか。
「あれしかないと思っていたので。あそこから持ち変えると、うまく投げられないので。距離も近かったので、そんなに難しいプレーでないと僕は思っています」
――リンドアを牽制で刺した。
「日本の時は牽制アウトはあったんですけど、こっちに来てからリードの大きい選手がいなくて正直、アウトにする牽制はしていなかった。最初もアウトにするつもりはなくて、盗塁してきてファウルになって、相手が逆をつかれたような戻り方をしていたので。これはアウトにできるなと思って、思い切って速い牽制をしました。無死一塁。牽制でアウトに出来たのは大きかったし、試合を左右する場面。良かったと思います」
――7回まで投げた。先頭打者に四球を出してから気合が入っていたように見えた。
「前回も7回にマウンドに上がって、その後にピンチを作って降板していたので同じ失敗をしたくなかった。2点差だったので、ランナーを返すと分からなくなってしまう。7回のゲッツーは思い通りというか、ゲーツを取りにいって取れたゲッツーなので。すごく大きなゲッツーだったなと思います」
――予定通りなら次戦はホワイトソックス戦。終盤へ向けて。
「残り試合少なくなって、自分の登板も数えるほど。投げる試合は勝たないといけないと思っています。首位を争っている、順位を争う相手。チームが勝てるようにいい投球をしたいなと思っています」