飛ばすコツは大谷翔平…1か月半で本塁打量産、北の通算35発は4年後プロへ

プロ入りを目指すため二塁の守備力を向上「上のレベルでは足りない」

「野球一筋と決めていたので」と悩むことなく野球を選択し、兄・瑶さん(愛知東邦大3年)の背中を追いかけてクラークに進んだ。「負けたくないし、尊敬もしている」という兄が16年夏の甲子園に出場した時から心に決めていた進学先だった。

 今夏の北北海道大会準決勝を見に来た瑶さんから「自慢の弟だな」と褒められて喜んだ。男ばかり6人兄弟の三男である金原は「兄とは『来年お互い神宮に行けたらいいね』と話しています。その先は2人でプロ入り。野球大好きの父からは『兄弟でプロに入ってくれ』と言われています。その期待に応えられるように頑張りたいです」と目を輝かせる。

 プロを目指すには、守備のレベルアップも必要だ。中学時代の捕手で高校2年春までは外野手。本格的に二塁を始めて1年ほどなので、まだまだ伸び代はある。「ゲッツーのターンやボールの握りかえの速さは、上のレベルでは足りない」と課題は明確。同じポジションで憧れの楽天・浅村栄斗内野手の動画を参考に練習を重ねる。「広角にホームラン打てる強みと崩れても軸がぶれないのはすごい。守備もすごくうまくて、ゲッツーのベースタッチはよく見ています。足を生かして、守備範囲を広くしてピッチャーを救いたいです」。理想のプレーヤー像を思い描きながら次のステージへの準備を進めている。

【動画】北の大地から4年後プロを目指す! クラーク記念国際・金原の風格漂うスイング

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