DeNA井納の爆笑お立ち台! 右肘を押さえる仕草の真意は故障ではなく…

「いつも助けてもらっている」救援陣の感謝としてブルペンに冷蔵庫を寄贈した井納

 この件に関しては、井納自身が試合後のお立ち台で「5回に着替えた時、(塗った箇所が温かくなる)ホットクリームを塗り過ぎてしまって、すごく熱くなって耐えられなくなった」と説明し、スタンドの爆笑を誘った。この日は強風が吹いており、肘が冷えることを恐れての措置だったようだ。

 34歳のベテランには、それほど長いイニングを投げることは想定されていないようで今季最長は7回。1完投が記録されているのは、6回降雨コールド負けした7月17日の巨人戦を1人で投げ切ったからだ。3点以内に抑えてリリーフ陣につなぐのが役割となっている。

 今月10日には「いつも助けてもらっているので感謝の気持ち」として、リリーフ陣へ冷蔵庫を寄贈。自ら横浜スタジアムのブルペンに設置する、微笑ましい様子が球団の公式ツイッターで紹介され、ファンの喝采を浴びた。

 18日終了時点で、セ・リーグ首位を独走する巨人と最多の11試合の対戦を残しているのがDeNA。依然、巨人に11ゲーム差の3位にとどまってはいるが、消えかかっているペナントレースの灯に油を注ぎ続ける義務がある。「若い子に負けないように、1試合1試合やるだけ。(首位との)ゲーム差は結構離れていますが、勝っていくだけ」と語った井納の投球は今後も鍵を握りそうだ。

(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)

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