秋山翔吾、PO5打席凡退で無念終戦 一問一答「力不足」「必要だと思わせる選手に」
「右でも左でもラインナップに必要だと思わせる選手でないといけない」
――今日の投手の印象は。
「シーズン中も簡単に打たせてくれる投手はいない。今日の投手にフォーカスするのは難しいですね。もちろん初めて対戦する投手、チームなので、簡単に球の軌道が分からない。その中でも結果を出し続けなきゃいけないというのが、メジャーに来てやらなきゃいけないことだと思います。人の入れ替えは激しいし、新しい選手もたくさんいる。何が良かった悪かったではなく、良くても悪くても打たないといけなかった。僕の足りない部分だなとハッキリしたと思うんですよね。1、2打席目がダメで3打席目で何とか出来なかったとか。運だろうが、なんだろうが、一本出せなかった。もちろん防御率もいい投手だったので簡単にはと思ってましたけど、その上で何とかしないと、と思って入っていた」
――メジャー1年目を終えて来年に向けた課題は。
「やっぱり強い球に対してコンタクトする。速いボールで動くボールを。スイングスピードとか体重を増やして距離を飛ばすというよりも、キレとかスイングの軌道をつかめばヒットになるかなというところが見えたところもあれば、今日みたいにやられてしまうところもある。課題はいい成績を出していても毎年ある。短いシーズンではあったし、その中でも手応えのあったところ、なかったところははっきりしている。それを1つずつパワーアップできるようにオフを過ごしたいなと思います」
――シーズン前は1番をつかむと言っていた。左右に関わらずに1番で出る思いは強くなったか。
「右でも左でもラインナップに必要だと思わせる選手でないといけない。他球団でも打線をマイナーチェンジする球団があるが、変わらない選手は変わらないと思う。なるべく得点になる打席に立つ1番が、今までやってきたものとして力を発揮したいと思っているが、まずは出ていない試合をどれだけ少なくするかが課題。9番の方が全試合出る方が価値あると思っている。右の時だけ1番で出るというのは1番を守りきったかと言われると、そうでもない。1年間どんな状況でも試合に出る。必要だと思わせる選手にならないといけない。実戦が始まった時に左だけ打てていればというわけではないんですけど、左の印象は良くないと思う。簡単なことではないが、何とかしないといけないということです。意気込みではなく、結果で示さないといけない」
(Full-Count編集部)