今オフFAの田中将大は「価値に見合った投手」 辛口NY紙が7年185.5億円の大型契約を評価
ブーン監督も田中の残留を熱望「彼の監督になれて、とても嬉しいよ」
だが、周囲から右肘の状態を疑問視する声が上がる中でも、2年目は12勝をマーク。昨季まで6年連続2桁勝利を飾り、信頼を勝ち取った。記事では、故障後に田中がモデルチェンジをしたと指摘。先発2番手、3番手ながら「アンディ・ペティットの信頼性とオーランド・ヘルナンデスが大舞台で見せる頑丈さを持ち合わせる」と、ヤンキース黄金時代を支えた偉大な2投手を引き合いに称賛。「彼はとても価値に見合った選手だ」と最大級の評価を与えた。
アーロン・ブーン監督は田中について「他の選手にとって素晴らしいお手本だ」と高く評価する。「自身の技術に対して本当に献身的に取り組む。あるべき姿を目指し、どれだけ正確に調整を進めるのか見るのはとても楽しい。マサのことを知れば、彼がチームメートから完全に愛されていることが分かるだろう。彼は本当に優れたユーモアの持ち主だ。彼と知り合い、彼の監督になれて、とても嬉しいよ」と話し、強く残留を望んだという。
ヤンキースに残るのか、他球団に移籍するのか。今オフ田中が下す決断に、大きな注目が集まる。
(Full-Count編集部)