ダルビッシュ、飛躍の2020年一問一答「感謝しかない」「トップとの差はまだ遠い」

1被弾を含む2失点「自分のやることはやった」「仕方ないです」

――前日が悪天候順延。試合開始時間も夜まで分からない状態だったが、今日の試合の入りと感触は。
「全体的にはそこまでは良くなく、球もそこまで力があったわけではなかったけど、その分、ちゃんとミスをしないようにっていうのはずっと考えていました」

――あらゆる球種で各打者に対して内外角投げ分けていた。
「コントロールに関してはそんなに悪くなかったので。何か特別1つ悪い球があるわけではなかったし、全体的に平均レベルというか、そういう日でしたけど、コントロールがまあまあよかったので、何とか試合は作れた感じになりました」

――7回途中まで好投。2失点した場面について。
「うーん、その後(ホームランの後)も僕は自分のやることはやったし、ゴロは打たせたし、別に特別悪いことがそこで起きていたわけではなく、何かミスがあったかっていうと何もなかったし、仕方ないです」

――これで終戦。コロナ禍でのシーズンを振り返って。
「やる前は厳しいだろうと思っていたし、想像ができなかったけど、でもシーズンが始まってみると、このカブスっていう球団がいろいろなことをしっかりケアして、みんなが健康でいられるようにベストを尽くしてくれたので。だから、みんなでこのNLセントラルのチャンピオンになれたと思うし。そういう意味ではよかった部分もいっぱいあったと思います」

――自身にとって収穫の多いシーズンになった。
「数字を見れば、どの投手ともある程度張り合えるくらいの数字はあったと思う。だから、そこのレベルにいけてるっていう、去年の後半くらいから『そこが見えている』って周りには言っていた。『トップレベルが見えている』って言っていて、そこの位置に自分が来れたに近いとは思っているけど、同時に、例えばデグロムであったりとか、カーショーであったりとか、バーランダーであったりとか、あの辺との差が自分の中ではまだ遠いかなとすごく思いますね」

――昨季後半から今季はいい状態。また来年もいい状態を続ける確信はある?
「いや、この状態では張り合えないので、もっと自分がよくなるために何が自分に必要なのか。ま、必要なものは見えているんですけど、それを達成するために、モノにするためにはどうしたらいいか、まだ答えが出ていない。それをすると、もちろん崩れるかもしれないし、分からないですけど、もうちょっとレベルを上げられるかなと思っています」

深夜に応援する日本のファンにも感謝するも…「僕だったら絶対に見ないですけど(笑)」

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