「パーソル パ・リーグTV野球動画クリエイター選手権」ファン熱狂のグランプリは?

審査委員を務めた伊納達也氏【写真:小野寺穂高】
審査委員を務めた伊納達也氏【写真:小野寺穂高】

ベテラン選手にフォーカス、試合の“終わり際”の魅力伝える作品など

○エントリーNo.7 「ベテランの復活を楽しみにしている方々へ向けての動画【内海哲也/T-岡田】」 加瀬 和磨さん

 ベテラン2選手にフォーカスした作品。登場選手が2選手のみだからこそより深く感情移入ができる。「自分でもこういう動画を見てみたい、という動画を実際に制作してみた」とは加瀬さんの弁。

 佐々木氏「パーソル パ・リーグTVでは、『旬』な選手を取り上げることが多いが、1人の選手を長く取り上げるというファンへの伝え方もやっていかなければいけないと思った」

○エントリーNo.9 「『終わりと始まり』」 ニシイ ユウキさん

 野球は最後の1球までわからない。そんな「終わり際」の魅力が詰まった作品。サヨナラのシーン、選手が悔し涙を流すシーンなど、思わず視聴者まで胸が熱くなる。

 伊納氏「音楽もエモーショナルで、選手の想いが伝わってくる映像の使い方。胸に刺さる素晴らしい作品」

 以上が今回ファイナリストとして最終審査に進んだ9作品。

 審査の最後には、佐々木氏が「参加してくださったクリエイターの方と、視聴してくださっている視聴者の皆さんに感謝したい。パーソル パ・リーグTVはまだまだ成長過程。これからも皆さんで一緒に作り上げていきましょう」とまとめた。

 また、自身も解説者やYouTuberとして活躍されている森本氏は「『想い』というのはとても大事だなと思った。自分も様々な場面で言葉を伝える仕事をしているから必ずこの経験を生かそうと思った」と、このコンテストを振り返った。

 これらの9作品はパーソル パ・リーグTVのYouTubeチャンネルで公開されている。ぜひ今一度作品を見て、シーズン最終盤に向けて思いを高めていってはいかがだろうか。

(「パ・リーグ インサイト」小野寺穂高)

(記事提供:パ・リーグ インサイト

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