5球団競合の選手も! 「eドラフト会議」で2020シーズンの顔ぶれが決定
日本ハム、楽天、中日は単独指名に成功 4巡目はウェーバー方式で実施
思わぬ競合にファンもざわついた坂東選手は巨人に。担当者は「前回大会もデータ面、チームの下支えとして非常に大きな役目を果たしてもらったので、今年のシーズンも一層パワーアップして、リーグ優勝、日本一に貢献して欲しいと思っております」と安堵とともに獲得を喜んだ。
柳選手は今シーズンもロッテが指名に成功。「まさかスワローズさんが指名してくると思っていなかったのですが、当てられて良かったです。またマリーンズでご活躍を期待しております。12球団一熱い球団だと思っていますので、ぜひ熱いプレーでファンのみなさんを楽しませていただければと思います」とメッセージを送った。
3選手が競合した一方で単独指名に成功した球団も。日本ハムは甲子園出場、大学日本一の経験を持つ佐藤優太選手を指名。楽天はオンライン予選1位の実力者・荒木颯太選手を指名し、中日は昨年のメンバーである岡久将吾選手を指名した。続く2回目の指名はオリックスが元ヤクルト・藤本洋介選手をヤクルトとの競合の末に獲得。その後は重複もなく、3巡目が確定した。
4巡目の指名は昨シーズンのeペナントレースの成績の逆順からのウェーバー方式で実施し、48人のプロプレイヤーが決定。昨シーズン日本一に輝いた巨人は4巡目に高川健選手を指名し、昨年と同メンバーで今シーズンへ。一方で新たにプロとなった選手も多く、彼らの活躍にも期待だ。指名された選手は以下の通り。
「eBASEBALL プロリーグ」は12月5日にセ・リーグが、同6日にパ・リーグが開幕戦を迎える。シーズン期間は2か月と例年よりも短く、難しいシーズンではあるが、今シーズンも“リアル”プロ野球に負けない、熱い戦いに期待したい。
(「パ・リーグ インサイト」丹羽海凪)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)