巨人菅野や中日大野雄よりも凄かった投手とは? セイバー指標で選ぶセ月間MVP

DeNAのタイラー・オースティン【写真:荒川祐史】
DeNAのタイラー・オースティン【写真:荒川祐史】

巨人の丸はwRAAで14.10をマークするも、オースティンがこれを上回る

・巨人 丸佳浩14.10 岡本和真3.44 ウィーラー2.68

・DeNA オースティン14.53 大和6.22 梶谷隆幸5.69

・阪神 大山悠輔12.90 糸原健斗2.90 陽川尚将2.80

・広島 鈴木誠也11.87 長野久義5.33 田中広輔4.29

・中日 大島洋平5.16 アルモンテ4.79 阿部寿樹3.93

・ヤクルト 青木宣親8.94 村上宗隆6.59 塩見泰隆3.27

 巨人のチーム月間OPSが.695と低迷した中、1人気を吐いたのが丸佳浩。チーム月間本塁打は21本ですが、そのうち10本は丸が放ったもの。丸は広島時代を含めて5年連続でリーグ優勝を経験していますが、最後にその牽引役としてチームに貢献しました。

 その丸以上に、今月最も打撃でチームに貢献したことを示した打者はDeNAのオースティンです。月間打率.363、本塁打11本、27打点と「月間3冠王」の好成績を残しました。今季、筒香が抜けた穴を佐野とともに十分に埋めてくれることを期待されましたが、故障による離脱はDeNAにとっても大きな誤算だったことでしょう。この活躍を見せたオースティンを10月のセイバーメトリクス指標による打者部門の月間MVPとしたいと思います。

・タイラー・オースティン(DeNA)wRAA14.53
打率.363 11本塁打 OPS1.184 長打率.747(すべてリーグ1位)

巨人菅野、中日大野雄を上回る指標を叩き出した広島の九里

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