松坂1軍登板なし、バレ期待ハズレ 涌井は3球団最多勝…明暗分かれた移籍組

人的補償で移籍した楽天酒居、ロッテ小野ともに1軍の戦力に

【FA人的補償】
酒居知史(ロッテ→楽天)
46試合3勝2敗0S12H 44.1回 34奪三振 3.65

小野郁(楽天→ロッテ)
40試合2勝2敗0S4H 39回 32奪三振 3.23

 鈴木大、美馬の人的補償として移籍した2選手は、それぞれ1軍の戦力となった。美馬の人的補償として楽天に移籍した酒居は中継ぎとして46試合に登板。鈴木大と入れ替わりロッテに移籍した小野はキャリア最多となる40試合に登板し、成長に繋げた。

【トレード】
涌井秀章(ロッテ→楽天)
20試合11勝4敗0S0H 130回 110奪三振 3.60

中田賢一(ソフトバンク→阪神)
3試合0勝2敗0S0H 10.2回 11奪三振 7.59

 金銭トレードでロッテから楽天に移籍した涌井は見事に復活を遂げ、開幕8連勝を飾るなどチームの大黒柱として11勝をマーク。プロ野球史上初となる「3球団最多勝」を達成した。涌井とは対照的にソフトバンクから無償トレードで阪神に移籍した中田は3試合の登板、未勝利に終わった。

楽天ロメロ、阪神スアレスはチームの中心として結果残す

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