松坂1軍登板なし、バレ期待ハズレ 涌井は3球団最多勝…明暗分かれた移籍組
楽天ロメロ、阪神スアレスはチームの中心として結果残す
【自由契約など】
松坂大輔(中日→西武)
1軍、2軍共に登板なし
鳥谷敬(阪神→ロッテ)
42試合36打数5安打0本塁打6打点 .139
嶋基宏(楽天→ヤクルト)
20試合41打数4安打0本塁打4打点 .098
ビヤヌエバ(巨人→日本ハム)
54試合168打数37安打4本塁打19打点 .220
ロメロ(オリックス→楽天)
103試合356打数97安打24本塁打63打点 .272
バレンティン(ヤクルト→ソフトバンク)
60試合191打数32安打9本塁打22打点 .168
スアレス(ソフトバンク→阪神)
51試合3勝1敗25S8H 52.1回 50奪三振 2.24
中日から退団して西武に復帰した松坂だったが、今季は1軍登板なし。開幕延期となった3月下旬に右膝に注射を打ち、7月には右手の痺れを解消するために頸椎の手術を受けた。そのままリハビリが続き、3年ぶりに1軍登板なしに終わった。
阪神を退団しロッテに移籍した鳥谷は42試合に出場。当然、全盛期の力はないが、堅実な守備力などで守備固めや代走として終盤まで優勝を争ったチームに貢献した。楽天を離れてヤクルトに加わった嶋だったが、開幕直前に右足を骨折。今季は20試合の出場に止まった。
助っ人勢ではヤクルトからソフトバンクに移籍したバレンティンが期待を裏切る形に。打線の軸として期待されながら60試合で打率.168、9本塁打に終わり、2軍降格も味わった。巨人から日本ハムに移ったビヤヌエバも54試合で打率.220、4本塁打と結果を残せず。
一方でオリックスから楽天に移籍したロメロ、ソフトバンクから阪神に移籍したスアレスは活躍。ロメロは打率.272、24本塁打63打点の好成績を残した。スアレスは開幕直後はセットアッパー、シーズン中盤からはクローザーを任され、3勝1敗25セーブ8ホールド、防御率2.24の成績を残して最多セーブのタイトルを手にした。
(Full-Count編集部)