阪神の失策数、中日の低出塁率…リーグワースト成績から見える各球団の課題は?
投手成績ではリーグ最下位のヤクルトに苦しい数字が並ぶ
【投手成績】
防御率:ヤクルト(4.61)
失点:ヤクルト(589)
被本塁打:ヤクルト(139本)
被安打:ヤクルト(1177安打)
与四球:広島(429個)
奪三振:阪神(867個)
暴投:阪神(43個)
投手成績ではやはり最下位だったヤクルトに苦しい数字が並ぶ。防御率、失点、被本塁打、被安打などあらゆる部門でリーグワーストの数字になっている。投手力の強化はヤクルト浮上に欠かせぬ課題だ。ただ、与四球では広島がワースト。そして奪三振数と暴投数は阪神がリーグワーストとなっている。
【守備成績】
失策:阪神(85失策)
守備率:阪神(.982)
捕逸:中日(9個)
守備面ではやはり阪神の綻びが目立つ。リーグワーストの85失策は、最少の巨人の43個のほぼ倍。チーム失点数は巨人よりも39点多いにもかかわらず、防御率はほぼ同じ、チーム自責点は1点少ないというのは、この失策数によるところが大きい。先の暴投に関しても投手の責任こそあれ、捕手がストップできていたものも少なからずあるはず。阪神の失策数ワーストは3年連続。2016年もワースト、2017年は5位と数年に渡って弱点は解消されていない。
(Full-Count編集部)