期待ハズレの左腕、ニールも苦戦し3連覇逃す 12球団の助っ人を診断【西武編】

スパンジェンバーグはユーティリティとして貢献

 昨季球団の外国人投手記録となる11連勝をマークするなど12勝をマークし、2年目を迎えたニールは苦戦のシーズンとなった。去年のような圧倒的なパフォーマンスは鳴りを潜め、今季は21試合に先発して6勝8敗。防御率5.22と大きく数字を落とした。大黒柱としての活躍を期待されていただけに、右腕の不振も痛かった。

○野手
コーリー・スパンジェンバーグ(8000万円)
111試合407打数109安打15本塁打57打点 .268

エルネスト・メヒア(1億円)
74試合237打数49安打11本塁打33打点 .207

 野手はスパンジェンバーグとメヒアの2人体制で戦った。内外野のユーティリティとしても期待されたスパンジェンバーグは111試合に出場して打率.268、15本塁打とまずまずの成績を残した。三塁、左翼、右翼と3つのポジションをこなし、チーム状況に応じた貢献を見せた。

 今季が来日7年目となったメヒアは怪我のために出遅れ、1軍復帰は7月下旬になってからだった。1軍昇格後は一時、本塁打を量産したものの、シーズン後半にかけて成績は下降していった。その人間性が高く評価されている側面はあるが、74試合で打率.207、11本塁打という成績は物足りないところか。(今季年俸はすべて推定)

(Full-Count編集部)

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