巨人の2年連続日本一なるか? eBASEBALL プロリーグ」チーム紹介【セ編】

中日は「守り勝つ野球」、DeNAは「個性が強い集団」

 また高川は、対戦したい選手に「オリックス代表選手の高川悠選手」を指名。昨季は叶わなかった兄弟対決が実現するかにも注目だ。

 昨季は第4節で3連勝を飾ると、第5節を1勝2分で終え、「eクライマックスシリーズ」出場権を勝ち取った中日。今季は継続契約の菅原翔太選手、新井宇輝選手に加え、「eドラフト会議」で岡久将吾選手を再指名。さらに18年に中日でプレーしていた嶋崎幹選手を迎えて悲願の優勝を目指す。

 キャプテンの菅原が挙げたチームのカラーは「投手力を武器に得点を守り抜く」。沢村賞に輝いた大野雄大投手をはじめ、ライデル・マルティネス投手、祖父江大輔投手といったリーグ屈指の投手を駆使して、「守り勝つ野球」を実現することはできるか。

 昨季は2位で迎えた第5節で2敗1分を喫し、3位と0.5ゲーム差の4位と苦杯を嘗めたセ・リーグ初代王者のDeNA。18年からチームの中心として活躍を続ける河合祐哉選手、大茂英寿選手と今季も契約を継続。「eドラフト会議」では、18年に中日でプレーしていた山本遼太郎選手、プロテストオンライン予選4位のルーキー・辻晴選手を迎えて王座奪還を目指す。

 キャプテンの河合はチームについて「個性が強い集団ながら団結力がある」と語る。プレースタイルを見ると、奇襲攻撃(河合)、正確な投球(大茂)、守りでリズムを作る(山本)、ホームラン中心の打撃(辻)とそれぞれの色が。梶谷隆幸外野手、佐野恵太内野手に加え、タイラー・オースティン内野手、ネフタリ・ソト内野手ら強力な外国人選手もそろう打線に、プレーヤーの個性を掛け合わせてシーズンを戦い抜く。

広島は「攻撃的野球」、昨季最下位の阪神は「主軸の一発と投手力で」

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