ポジション別でみるセ6球団の“弱点”は? 巨人は捕手と中堅、阪神は散々な結果に…
ヤクルトは8ポジションでマイナス指標も…左翼・青木の貢献度が突出
○DeNA
捕手が「0.8」で6位なのがポジション別の順位では最高で、ほかは7位以下となっている。中でも、二塁は「-12.3」で全体10位。遊撃も「-10.3」で9位と重要なセンターラインが不本意な数値となっている。マイナスの値はそこまでだが、左翼と右翼も9位。守備では強みを見いだせない状況となっている。
○広島
全体的に大きな差がついていない捕手は「1.7」で全体3位。菊池涼介の二塁は「3.0」で5位だった。一方で、一塁と三塁は12球団ワースト。遊撃と左翼は11位で、中堅も10位だった。センターラインを中心に大きなマイナスとなっており、2年連続Bクラスからの脱却には守備の底上げも欠かせないようだ。
○ヤクルト
エスコバーが主に守った遊撃が12球団ワーストの「-15.3」と大きく足を引っ張っている。捕手も「-5.0」で最下位だった。そのほかでも、中堅は11位、投手と三塁は10位、一塁と二塁は9位だった。唯一プラス指標となったのが、「14.7」で2位の左翼。青木宣親の圧倒的な貢献が目立つ形となった。