オリ吉田正が2.8億円で更改、一問一答 「将来のビジョンについても話した」
入団6年目以内の野手ではソフトバンク柳田(2016年・2億7000万円)を超え史上最高額
オリックスの吉田正尚外野手が22日、球団事務所で契約更改交渉に臨み、8000万円増の年俸2億8000万円プラス出来高で更改した(金額は推定)。入団6年目以内の野手では史上最高額となった。選手会長として迎える今シーズンに向け「チームは優勝、個人としてはタイトル争いをして1個でも多くタイトルを目指していきたい」と意気込んだ。以下は契約更改交渉を終えた吉田正の一問一答。
――契約更改交渉は越年となった
「(年俸)もろもろ含めて乗るか乗らないかぐらい。さしてくれれば(笑)。ちょっと今回、年越してしまいましたが下交渉も遅かった。沖縄で自主トレも始まっていた。代理人に任せていた」
――アップ額で買いたいものは?
「パッと思い浮かばないですが、必要なもの。家電だったり娘も生まれたのでちょっといいものを。必要なものを買いたいと思います」
――交渉で球団との話合いは?
「去年1年間しっかり頑張ってくれたしタイトルを含めお疲れ様と。今年選手会長になりますし、チームも2年連続最下位という現実を受け入れて、今年なんとか優勝できるように。責任を持って、良い環境を作っていきたい」
――選手会長として球団に要望は?
「仮眠ルームだったり、戦術の部分でも新しい部門作って欲しいと。野球面と環境面について話させて頂いた。自分自身の性格は変わらないが、やるからには。選手会長はキャプテンとは違って難しい表現なんですが、選手の意見も人それぞれある。いい方向に代表して話できる立場になった。球団と積極的にコミュニケーションとれれば」