柳田、千賀、東浜らは開幕に間に合うか? 鷹の主力リハビリ組の現状は…
東浜、板東、渡邉雄はブルペンでの投球練習を再開
12月下旬に新型コロナウイルスに感染し、調整が遅れていた東浜もブルペンでの投球練習を再開。ただ、投球の強度は千賀よりもまだ弱い。ここからの調整ペースの上がり方次第ではあるが、現状では千賀、東浜は開幕時は不在となる公算が大きい。
板東と渡邉雄もブルペンでの投球練習を再開させ、近く捕手を座らせての本格的な投球練習に移行できそう。2人は肘の故障明けのため、今後も慎重に段階を進めていくことになりそうだが、ここまでは順調に回復している。
2019年に65試合に登板しながら、昨季は右肘の故障で登板なしに終わった甲斐野はキャッチボールの距離を伸ばしていっている段階。現時点で投球距離は50メートル超まで伸びているが、慎重に進めていっているためか、まだブルペンには入れていない。
こう見ると、野手の柳田、今宮、高谷は開幕時には1軍メンバーに名を連ねていられそう。松本も開幕時には復帰しているだろう。その一方で千賀、東浜は厳しいか。いずれにせよ、彼らの今後の順調な回復、調整を願いたい。
(福谷佑介 / Yusuke Fukutani)