1番・大谷翔平がイチロー“御前試合”で躍動 親日家実況が大興奮「文句なしの働きだ」
名物解説グビザ氏は打撃好調のワケを指摘「足がどっしりと動きません」
2回無死では右腕フレクセンの変化球に反応。シフトでガラ空きの三塁側へ打ち返す、技ありの左前打を放った。グビザ氏は「なんて素晴らしいスイングでしょうか」と称賛。そして8試合連続安打と好調をキープする打撃フォームを両氏は熱烈解説した。
グビザ氏「この打席の見送り方などを見ても、非常に心地よく打席に入っていることが分かります。足がどっしりと動きません。昨年あなたがよく言っていたでしょう。無駄な動きが多すぎると。それでは一貫した軌道でスイングできないと」
モタ氏「目がぶれなければ、ボールがよく見えるというのは間違いありません」
大谷は2回1死一、二塁から三盗を決めてオープン戦初盗塁をマーク。1番先発は昨年9月2日(同3日)のパドレス戦以来196日ぶりだったが、1打数1安打2得点1四球と結果を残した。
モタ氏「ショウヘイ・オオタニにとっては素晴らしい夜でした。今日リードオフヒッターとして文句なしの働きをしました」
この日、マリナーズで会長付き特別補佐兼インストラクターを務めるイチロー氏がマ軍ベンチから大谷を見守っていた。マドン監督は試合序盤で多くの打席数を立たせるための措置と説明したが……。レギュラーシーズンでも期待したくなる切り込み隊長・大谷の躍動ぶりだった。
(Full-Count編集部)