阪神ドラ1佐藤輝は活躍なるか? 過去のOP戦本塁打王のシーズン成績を振り返る
ソフトバンクの柳田はオープン戦で3度の本塁打王
ドラフト制度後ではルーキー史上初のオープン戦本塁打王ということもあり、過去8年では実績十分の選手たちが大半を占めている。ソフトバンクの柳田はオープン戦で3度の“キング”でいずれも100試合に出場し2桁本塁打。シーズンで本塁打王とはいかなかったがチームの主力として活躍したといってもいいだろう。
2019年の巨人・陽岱鋼、2020年の中島の“ベテラン勢”は復活を印象付けた。特に中島は前年が43試合の出場に終わり打率.148、1本塁打5打点と自己ワーストの成績だったがオープン戦から結果を残し、シーズンでは100試合に出場し打率.297と巨人のリーグ連覇に貢献した。
助っ人陣は対照的だ。2018年のヤクルト・バレンティンはシーズンで38本塁打131打点、昨季のDeNA・オースティンは20本塁打と活躍を見せたが、2017年のロッテ・ダフィーは6本塁打、2015年のヤクルト・ミレッジは1本塁打と期待に応えることができなかった。
阪神の佐藤輝はオープン戦12試合に出場し打率.302、6本塁打9打点をマーク。一発だけではなく率も残す打撃を見せていた。注目を集めるドラ1ルーキーは1年目のシーズンでどのような成績を残すのか注目だ。
(Full-Count編集部)