大谷一問一答 渡米後初リアル二刀流で躍動「自分で点を取れば投球でも攻められる」
「シーズンで、もしかしたらやる可能性がある。ぶっつけ本番でやるよりは」
――投球で力を入れるところ、抜くところの調整は。
「それはもう長い回になればなるほど、全力で全部いけばいいというわけではないので。ある種、計算しながら、しっかりと投げれるのが先発投手じゃないかと思うんですけど。ある程度、ゲーム前に考えることっていうのもあると思いますけど、なかなか予定通りにいくことの方が少ないですし。臨機応変にここは抜きどころだなと思った時に抜きながら、でもしっかりと球数をセーブしながら抑えられるというのが一番いいんじゃないかなと思います。狙った時にしっかり三振を取れるのもそれも1つの仕事かなと思っています」
――タティスJr.への意識は。力を入れて投げているように見えた。
「意識というか良いバッターなので、やっぱり注意しないといけないなっていうのはあるかなと思うので。実際投げてみて最後もポップフライも僕の投げ損じなので、ラッキーだなっていうのは正直あるんですけど。それに対してもしっかりと良いアングルでコンタクトしにきているっていうのもありますし、ボール球を見送る時の姿勢もさすがだなと思うところがある。それは投げながらでも良い勉強になるかなと思います」
――低反発球の投げる方への影響は。違和感や違いはあるか。
「特にないですね。ボールが変わったかどうかというよりも、やっぱりアリゾナがちょっと投げづらいかなっていうのがあるので、どちらかというとその環境の違いの方が大きいかなというのはありますね」
――投打で同時に試合に出場するのは2017年10月以来。充実感は。
「向こうも打っていますし、ピッチャーの時に。特別なことはって感じですけど。さっきも言ったんですけど、1番打者として出ることがあまりないので、どちらかというと投手をやりながらというより、1番打者として、打線の1人としてどういう役割ができるのかなっていうところの方が大事かなと思います」
――投打で出ることになった流れや経緯は。
「いつ、というよりかはシーズンでもしかしたらやる可能性もあるので。どちらかというと、ぶっつけ本番でやるよりは、ある程度流れも分かっている方がいいと思いますし、チームとしても1番で入った時にどうなのかあると思うので、把握しておきたいっていうのがあるんじゃないかなと。いつっていうよりは開幕する前にやった方がいいよねっていう感じで話してはいましたね」