大谷一問一答 事故渋滞→電車通勤も冷静対応 周囲の反応は「何もなかったですね」
事故渋滞でバス動かずも冷静対応、前日登板回避は「早めに決めた方がいい」
――前回登板で球速低下が指摘された。
「上げたいというのはないですけど、もちろんスピードがあれば、それだけ投球の幅が広がりますし、そういう意味ではすごい大事な数値というか基準なのかなと思っています。ただ、出したいというよりはいい動きをすれば勝手に出るのかなと思っているので。そのための今日のスライドステップでもありましたし、臨機応変に1試合1試合対応していければなと思います」
――前回の球速低下の理由は調整も含め分かっていた。
「100%全部が全部、これが原因だというわけではないですけど。前回は前回で試合の中で、カットがすごい良かったですし、投げてみないと分からない部分もあるので。前回の良かった部分が今日の試合につながっている部分もあるので。全てが全てが悪いわけではなくて、いいところ悪いところをしっかりと確認できれば次につながるかなと思っています」
――開幕から2か月間のフォーシームの評価は。
「何本か本塁打は出ていますけど、長打を連発されることがないのは一番いいところかなと思っている。長打の連打がないとなると、投球の幅自体は広がってきたりするのかな。甘い球がファウルになったりとか、単打になったりとかで(投球が)変わってくるのかなと思います」
――前日は事故渋滞に巻き込まれた。登板を控える中でどんな心境だったか。
「バスに乗ったのが3時くらいだったので、そこから事故があって動かないというのが分かったので。どうしようもなかったというか、とりあえず1時間バスに乗ってみて、全然動かなかったので、電車に切り替えてっていう感じだったんですけど。乗った時点で、試合に間に合うかも分からなかったので。僕の先発がどうのこうのというよりは、その試合で、もしかしたら先発しなきゃいけない投手が早めに準備しなきゃいけないので。なら早めに決めてしまった方がいいのではないかなという感じでしたね」
――準備時間に変化は。
「チームとして決まっているので。バスが出る時間は。今日は今日で、その時間に乗りましたね。もうどうしようもないことなので、その時に一番良い対応をできればなとは思います」
――電車に乗る機会ない。周りの反応は。
「いや何もなかったですね。アジア人が乗ってきたぐらいの感じで(笑)」
(小谷真弥 / Masaya Kotani)