交流戦では防御率0.90もまさかの“炎上”… DeNA浜口が3回途中7失点KOされたワケ

DeNA・浜口遥大【写真:荒川祐史】
DeNA・浜口遥大【写真:荒川祐史】

広島に対して2回1/3を6安打5四球7失点の大乱調

■広島 7ー4 DeNA(18日・東京ドーム)

 DeNAの浜口遥大投手は18日、東京ドームで行われた広島戦に先発したが、今季最短の2回1/3KO。6安打5四球7失点の大荒れで、今季5敗目(4勝)を喫した。交流戦で12球団トップタイの防御率0.90(3試合20回2自責点)をマークした左腕が、セ・リーグ同士の戦いが再開された途端に乱調。原因は何か。

 普段苦手としている立ち上がりの1回は、2死から小園に遊撃内野安打こそ許したが、無失点で切り抜けた。速球も最速145キロを計測していた。ところが、1点リードの2回に入るとスピードがガクンと落ち、ストレートはほとんどが130キロ台。相手先発投手の玉村に同点適時打を食らうほどだった。

 そして3回、先頭の野間、小園に連続ヒットを浴びた後、鈴木以下にまさかの3連続四球。2者連続押し出し四球となった。さらに売り出し中の林に左中間を破られ、走者一掃の3点二塁打。宇草は二ゴロに仕留めたものの、続く玉井に四球を与え、ここで降板を命じられた。

「ボールにキレがなく、ゾーン内で勝負ができなかった」とコメントした浜口。今季は初の開幕投手を務め、エース・今永が昨年10月に左肩を手術した影響で出遅れた中、時には中5日で登板しながら、ただ1人開幕から先発ローテーションを守り続けてきた。

11日の前回登板では日ハム相手に138球完封勝利

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