「悔しいし残念」「チーム的にも痛い」 初回もたずKOの大谷翔平、一問一答

試合後の会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平(画像はスクリーンショット)
試合後の会見に臨んだエンゼルス・大谷翔平(画像はスクリーンショット)

前日までに放った本塁打に「こういう有名な球場で打てたのは自信になる」

■エンゼルス 11ー8 ヤンキース(日本時間1日・ニューヨーク)

 エンゼルスの大谷翔平投手は30日(日本時間1日)、敵地でのヤンキース戦に先発登板し、1回もたず7失点でKOされた。メジャーで初となる「1番・投手」で出場したものの、5つの四死球を与えるなど大乱調で自己ワーストタイの7失点。チームが大逆転勝ちを収めたため、勝敗はつかなかった。

 2度の雨天中断を挟み、約6時間に及ぶ大乱戦となった試合後、会見に臨んだ大谷の一問一答は以下の通り。

――今日の不調の原因は? ヤンキー・スタジアムのプレッシャーはあったか?
「プレッシャーはなかったです。野手で出ていたのでそのまま、昨日、一昨日の感じでいきました。体調も良くて腕も振れていたんですけど、逆に引っかけが多くて、そこら辺かなと思います」

――最近の先発とメカニックで違いはあったか?
「毎度毎度同じ感じで投げられるわけではないんですが、それを近づけていくのが理想ではありますし、上体が突っ込み気味でその分引っかけも多かった。傾斜に対応する前にああいう形になってしまった」

――スプリットよりもスライダーが多かった。
「スライダーの方が感じがいいかなと思って投げていました。回を重ねていくうちに(スプリットも)混ぜていけたらいいと思っていましたけど、その前に難しい形になってしまった」

――チームは逆転勝ち。
「試合後のハイタッチなんかは今年一番の盛り上がりだったんじゃないかなと思う。個人的には悔しいですし、残念なゲームだったんですけど、周りの選手が助けてくれて拾えたゲームなので、チーム的には大きいと思います。個人的にも明日以降取り返すチャンスがあると思うので、もう1回頑張りたいなと思います」

――暑さの影響は?
「かなり暑かったですけど、季節によって変わってくるので言い訳にはならないと思います」

「長いシーズンの中でこういう難しいゲームも必ず来ると思う。そういうときに切り替えられるかも大事」

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