大谷翔平、二刀流で13試合登板も「まだベストではない」 試合後の一問一答

勝っても反省「満塁はやっぱり打ちたかったですし、あそこで打たないと」

――松坂大輔投手の一番印象に残っているプレー、投球は。
「ジャイロボールじゃないですかね」

――ジャイロボールを子どもの頃に真似たか。
「どうなんですかね。僕は投げられると思って、子どもの頃に真剣にやっていましたけど」

――リトルリーグとかで投げていたのか。
「今はちょっと難しいなと、僕の実力では難しいなと思っています」

――映像で見るとスプリットはジャイロ回転している。
「ていうことは、ジャイロスプリッターでいいかなと思っています。意識していないです」

――1-1のカウントが12回あって、2-1になったのが1回だけだった。ポイントになるカウントでゾーンで攻められた。
「単純にスミを狙ってカウントを取りにいくタイプではもちろんないので。そのリスクよりは、ある程度ざっくりとしたゾーンでも球威で押していったりとか、変化の量で空振りを奪ったりとかそういうタイプなので。個人的にはシンプルでいいなと思っているんですけど。タイプによって違いますし。打席の中でもそういうタイプの投手と。打者にもよりますけど、きっちりコース狙ってボールでもいいと思って投げる投手もいると思うんですけど。そこはタイプ次第かなと思っています」

――リアル二刀流10試合目。
「前回がやっぱ前回だっただけに、チームとしても監督としても多少使いづらいなっていう部分があると思います。ただ、トラウト選手もいないし、アップトン選手もいないし、中軸の打者が今いないので。その他の打者がみんな頑張って、今日も素晴らしい攻撃ではあったんですけど、得点力という部分では、やっぱり打って欲しいと言われているので。そういう意味でも今日の満塁はやっぱり打ちたかったですし、なかなかあそこで打たないと。試合を決められるチャンスだったので、難しいかなというところではあるかなと思います」

――長打力が極端に増え、今季2度目の週間MVP。
「打撃も投球もやっぱりムキにならずに、打撃は特にですけど、ストライクを打つというシンプルな状態を維持できれば。必ず良い成績が残るかなと思っているので。どんな状況でも冷静にボールは見逃して、ストライクを打つというシンプルな考えでいければいいかなと思っています」

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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