「勉強になりました」 元ロッテのBC栃木・成瀬が脱帽、ファンとリアル野球談義
ロッテ佐々木朗には「球団の段階を踏んで育てたい思いが伝わる」
成瀬は試合後半に男性グループを訪問。オリックスが追い上げ始め、試合のターニングポイントを迎えたこともあり、「(ロッテの先発)二木はもう1イニング投げないといけなかったですが、ベンチとしては勝っているから(中継ぎに)代えたかったのかな」と7回から継投を選択したロッテについてファンと考察。その後も配球など本格的な野球論を交わした。
ロッテがチャンスを迎えた9回表には、女性グループに参加。ロッテ和田康士朗外野手の俊足ぶりに出演者、参加者ともに盛り上がると、オリックス平野佳寿投手が好フィールディングで併殺を奪った場面では「おー!」とさらに大きな歓声が。1球ごとにリアクションを取りながら手に汗握る展開を楽しんだ。
試合中は様々なテーマの野球談義に花を咲かせた。男性グループからはロッテ佐々木朗希投手の160キロを見てみたいという声があがった。「横山陸人投手のように佐々木朗投手を中継ぎで起用しないのでしょうか」との質問に、成瀬は「まだ体のタフさでは弱いのでは。先発したあとに(出場選手登録を)抹消しているし、球団の段階を踏んで育てたいという思いが伝わります」と解説していた。
成瀬と同じ栃木出身の女性グループとは、地元民だからこそ通じるローカルトークがきっかけとなりあっという間に打ち解けた雰囲気に。女性がお酒を手に現れると、南さんが「乾杯の発声をお願いします!」と提案。「乾杯!」の掛け声で画面上には成瀬、参加者の笑顔が広がった。
別のグループでは、女性が「もっとBCリーグを盛り上げるにはどうすればいいと思いますか」と成瀬に質問。観戦バスツアーや選手応援シートなど女性側から次々とアイデアが寄せられると、ファンサービスに熱心な成瀬は「左投げの僕を見てもらいやすいように一塁側の内野席にファンを招待していたんです」とロッテ時代の経験を語っていた。