貧打に喘ぐ日本ハム、清宮の1軍昇格は? 後半戦に活躍期待の選手【イースタン編】
巨人のドラフト1位・平内は6セーブ、ヤクルト・宮台は19試合で防御率2.76
セ・リーグに目を転じると、巨人は八百板卓丸外野手がリーグ4位の打率.275、エスタミー・ウレーニャ内野手が同6位の.272をマーク。キャンプ、オープン戦で話題を呼んだドラフト5位ルーキーの秋広優人内野手は57試合出場、打率.188(181打数34安打)、4本塁打、13打点。6月に支配下登録された平間隼人内野手は打率.291(179打数52安打)の成績を残している。
投手ではドラフト1位の平内龍太投手が25試合登板でリーグ2位タイの6セーブ(4勝4敗、防御率3.05)を挙げている。6月に支配下選手登録された戸田懐生投手が4勝1敗、防御率4.39。堀岡隼人投手がリーグ最多の33試合に登板し、今季1軍で2試合に先発した横川凱投手がチーム最多の6勝(3敗)をマークしている。また今季DeNAからFA加入した井納翔一投手は4勝6敗、防御率3.82。
ヤクルトは高卒1、2年目の野手に有望株が多い。2年目の長岡秀樹内野手が打率.248&2本塁打、武岡龍世内野手が.247&2本塁打、ドラフト3位ルーキーの内山壮真捕手が.243&6本塁打をマーク。いずれも今季1軍を経験しており、再昇格の可能性も十分にありそうだ。
投手では2016年ドラフト1位の寺島成輝投手が無傷の5勝をマーク。昨年オフに日本ハムから戦力外通告を受けた東大卒左腕の宮台康平投手は19試合に登板して防御率2.76と安定した投球をしている。5月末に1軍昇格した際は登板機会がなかったが、後半戦に再びチャンスが巡ってくるか。
DeNAでは2019年ドラフト1位の森敬斗内野手がリーグトップの68安打&同2位の16盗塁を記録。7月10日に1軍昇格した。大卒2年目の蛯名達夫外野手がリーグ2位の打率.283(205打数58安打)、7本塁打をマーク。今季は4月下旬から5月上旬にかけて1軍を経験(7打数1安打)しており、再びチャンスをつかめるか。履正社高からドラフト4位で入団したルーキー、小深田大地内野手は72試合出場で打率.208、1本塁打。
投手では2年ぶりに支配下登録された31歳の左腕・田中健二朗投手がチームトップの30試合に登板。2018年以来の1軍マウンドに着実に近付いている。1軍でも実績ある4年目の櫻井周斗投手はリーグ2位タイの6セーブを挙げている。
(Full-Count編集部)