混戦パ・リーグの優勝の鍵は西武と日本ハム? 4球団で対照的な得意と不得意
オリックスと楽天は西武と相性が良いが…
首位から陥落、吉田正が登録抹消と苦しい状況となったオリックスは上位球団とはほぼ五分の成績。ただ、楽天が苦手としている西武と11勝5敗2分けと6つの貯金を生み出している。逆に日本ハムには6勝8敗3分と負け越し。ロッテとは真逆の相性となっている。
3位の楽天は首位のロッテに大きく負け越しており、オリックスとソフトバンクとは五分の成績。こちらは西武に12勝4敗2分けと8つの貯金を生み出し、日本ハムとは8勝8敗2分。4位のソフトバンクはロッテ、オリックス、楽天とはほぼ互角。日本ハムには10勝3敗4分と大きく勝ち越す一方で、西武には6勝9敗3分と黒星が先行している。
もちろん、上位同士の直接対決で勝利を掴むことは大事だが、今季は4球団ともに15、6試合を残している下位の西武、日本ハムとの対戦も大きな鍵を握りそう。得意の球団からいかに貯金を稼ぎ、苦手を払拭するか。どのチームにとっても、無駄にできない試合が続いていく。