なぜ大谷翔平はいつもニコニコしているのか? “幸福感”の理由をマンダラ考案者が分析
長時間練習の弊害「人間には防御本能があるので…」
さらに日本のスポーツ界は練習量が多すぎ、いざ本番で100%の力を出すことを難しくしていると言う。「人間には防御本能があるので、7割で行こうとする。手抜きをするんですよ」と指摘する。特に女性はこの傾向が強く「女子のスポーツチームが、長時間練習で強くなったことはないと思いますよ」。原田氏は陸上部を指導していたころ、練習を90分までに限っていた。他の学校では連日3時間。毎日「長くやる」のではなく「100%を出す」ように目的を変えていかないと、試合ですべてを出せるわけがない。
変わらなければならない部分は多い。そして、先に変われば優位に立てるのが今だ。原田氏の考え方には、スポーツ界を進化させるためのヒントが詰まっている。
○原田隆史(はらだ・たかし)1960年8月13日、大阪市阿倍野区生まれ。奈良教育大を卒業後、大阪市内の中学校に体育教師として赴任、松虫中陸上部では生徒を13回の日本一に導く。教職を辞した後の2003年に原田教育研究所を設立。ユニクロを始めとした国内500社、約10万人の社員教育に関わる。不登校児がネットで学ぶ「クラスジャパン学園」校長、ビジネス・ブレークスルー大学教授、通信制「N高等学校」評議員などを務め、現在も教育の第一線に立つ。
◇◇◇◇◇◇◇
【現在無料配信中】「200勝左腕が32年間けがをしなかったボールの投げ方」
「TURNING POINT」公式LINE
https://lin.ee/dPKzOXj
育成年代の野球現場に関わる人々へ向けた動画配信サービス「TURNING POINT(ターニングポイント)」が今秋スタート。元プロ選手、アマチュア指導者、トレーナーなど、野球を熟知した一流のアドバイザーがプレーヤーの技術や成長をサポートする指導・育成に特化した動画を配信。成功や技術だけではない多種多様なノウハウ」を発信していきます。公式LINEにて友だち登録を受付中です。LINE登録した方だけの特典映像やお得な情報を配信します。ぜひご登録ください。
(Full-Count編集部)