女子選手特有の「腰を落とせない」問題 解決方法は家でもできるストレッチ?
元女子プロ野球選手の小西美加さんが実践指導
野球でよく言われる「腰を落とせ」。簡単なようで、意外と難しいという。特に女子選手に多いのが、膝が内に入ってしまうこと。この問題を解決できるストレッチを、元女子プロ野球選手の小西美加さんが披露した。
12月12日に、千葉・柏市で行われた野球教室。参加した50人を超える女子選手が苦戦したのが、腰を落とすという動作だった。お尻は落ちているが、膝が内に入っているケースが多々。小西さんは「女子に特に多いです。腰が落ち切らないんですよね」と語る。
十分に腰が落ちていないと、捕球姿勢の際にグラブが浮き「エラーする確率が高くなってしまう」という。腕でグラブをコントロールしてハンドリングが効きにくくなったり、頭が突っ込んで視界が狭くなったりなどの弊害も。結果として「捕球率が下がってしまう」と話す。
やって見せたのは、家でも簡単にできるストレッチ。股関節を開き、つま先を外に向け、左右交互に上下させる。「自然と腰が落ちるようになります」と意図を語る。体験した選手からは「簡単に見えたのに……」と苦戦する声も。守備に悩む女子選手は、一度試してみてはいかがだろうか。
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