元西武左腕が「別格」と絶賛の小6女子投手 勉強にも“全力投球”で目指す医療の道
「将来は女子プロ野球選手か、医療の道に進みたいんです」
一方で決して野球だけをやっているわけではない。水泳や習字、最近では両親に「塾に行きたい」と懇願し通い始めた。「ゲームとかをやっていても飽きてしまうので……。それなら勉強していた方がいいかなって」。遊び、野球だけではなく、勉強も率先して取り組むのには理由がある。
「将来は女子プロ野球選手か、医療の道に進みたいんです」
趣味である韓流ドラマがきっかけだった。医療現場で患者を救うワンシーンに魅力を感じ、自分も人を救いたいと思うようになった。「勉強も好きです。宿題が多すぎるのは嫌ですけど、あった方がやることがはっきりするので」。好きな科目は歴史、得意なのは算数だという。
4月からは中学校の軟式野球部と、地元の女子チームを兼部する予定。「まだ(プロ野球選手か医療関係の仕事の)どっちに絞るか決めていないです」と話すが、夢は膨らむばかりだ。