イケメン注目も「野球で褒めて」 DeNA森敬斗の奥川、紅林ら同世代へのライバル心
オフ期間に5、6キロ増の体重80キロ台に「単純にパワーをつけたい。しっかり食べてトレーニングをする」
オフ期間は筋力トレーニングに精を出した。昨季終了後に75キロだった体重は5、6キロ増量。80キロ台となり、下半身は見るからに厚みが増した印象だ。
「単純にパワーをつけたいというのがありましたし、体を大きくすることをテーマにしてきました。周りから『大きくなった』と言われるので良かったなと思います。(オフ期間は)しっかり食べてトレーニングをする。トレーニングは鍛える部位を変えて、ほぼ毎日やってました。これまで履いていたパンツは“パツパツ”になってしまいました」
昨年の日本シリーズではヤクルトの奥川恭伸投手、オリックスの宮城大弥投手だけでなく、紅林弘太郎内野手も躍動。森は横須賀市内の青星寮でテレビ観戦。同じ2001年度生まれの選手たちを意識しないわけがない。
「同級生が活躍していて、僕がそこまで活躍をしていない。悔しいなと思います。同級生ができて、僕ができないことはない。やらなければならない、という思いもあります。負けないように。絶対にできると信じて。自分の中で、今年こそ結果を残せるように頑張ろうと思っています」
1月22日に放送されたTBS系「ジョブチューンSP プロ野球選手が大集合ぶっちゃけ祭り」では、そのイケメンぶりに注目が集まった。「もちろん嬉しいですけど、もう少し結果を出して。野球でも褒めてもらいたい思いです」と打ち明ける。本業では「1番・遊撃」の座を目指していく。
「1番を打ちたいと思っています。やっぱり上位を打ちたいです。そのためにバントだったりチーム打撃が必要ですし、もう少し確実性を上げていかないといけない。もう少し意識を高めていきたいです」
「まずは開幕スタメンを勝ち取ることが1つ。1年ちゃんとレギュラーとして試合に出られるように。頑張りたいなと思っています」
チーム期待の有望株は一歩一歩、歩みを進めていくつもりだ。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)