大好きな大谷翔平と実兄が激突 “溺愛アナリスト”バーランダー弟はどちらを応援?
大谷の2年連続MVPを予言「可能性はけっこう高いと思うよ」
両者の対決は大谷が中越えソロを放った2019年7月5日以来1009日ぶり。対戦成績は17打数4安打の打率.235、2本塁打、3打点、無四球、6三振。大谷は抑え込まれながらも持ち味の長打力を発揮している。バーランダー氏は、どんな結果を予想しているのか。
「ジャスティンから本塁打を打つという予想はしていないけど、打つ可能性は間違いなくあるよね。2人とも野球に全てを捧げているし、とてもいい選手だ。これ以上の対戦はないよね。元MVPの2人が、それもジャスティンの2年ぶりとなる復帰戦で対戦するんだから。特別なものになるよ」
昨季は大谷のMVP受賞を予想していたバーランダー氏。ここで今シーズンを“予言”してもらった。5回途中9奪三振1失点&4打数無安打だった7日(同8日)の開幕戦も取材し、「投球は驚異的。素晴らしい状態に見えた。間違いなくいいシーズンになるよ。トラウトが元気になって打線に戻ってくるから、ショウヘイを歩かせることもできなくなる」と分析。
昨季は9勝&46本塁打と投打でフル回転したが、昨季超えに太鼓判を押す。「実は去年よりも、さらにいいシーズンになるかもと思っている。ショウヘイ自身も去年の数字には満足しておらず、まだ改善の余地があると。だから2年連続MVP選出の可能性はけっこう高いと思うよ」。日本人初の連続MVPの期待を寄せていた。
(小谷真弥 / Masaya Kotani)