オリ高卒新人が早くも初安打、楽天2年目左腕は初勝利 若手の「初」記録をチェック
4月に生まれた初記録ダイジェスト!
他にも、この1カ月でさまざまな「初記録」が生まれている。ここでは、その中から2選手をダイジェストで紹介したい。
今季、驚きの開幕投手に任命された日本ハムの新人・北山亘基投手(京産大)はその後リリーフとして活躍。4月12日の西武戦では、3点リードの9回に登板すると3者連続三振を奪い、プロ初セーブを記録した、開幕から低迷していたチームも、この試合で新庄剛志監督が就任後初の連勝。1週間後には3連勝もマークするなど、上位を狙う。
ロッテのルーキー・池田来翔内野手(国士舘大)は、4月3日の埼玉西武戦でプロ初安打となる二塁打を記録。この一打から追加点が生まれ、同試合先発の佐々木朗希投手の本拠地初勝利を後押しした。
最後に、5月に突入してのみどころを。各地ではゴールデンウィークに合わせて様々なイベントも開催されている。ぜひ球場にも足を運んでみてはいかがだろうか。
先週末は楽天がソフトバンクに2連勝し、ゲーム差を「4」として首位固め。3位には吉田正尚外野手が調子を上げてきた昨季の覇者・オリックスがつける。そのオリックスは、3日からソフトバンク、楽天と続く6連戦が組まれており、上位争いも加熱しそうだ。
一方、西武は山川穂高内野手が本塁打ランキングを独走する9発をマークするなど、怪我からの1軍復帰後も好調を維持している。また5月1日の試合では1イニング9得点を叩きだした日本ハム打線の爆発力にも注目だ。
(「パ・リーグ インサイト」小野寺穂高)
(記事提供:パ・リーグ インサイト)