球児が憧れる舞台も「実はあんまり…」 元阪神・井川慶が語る“聖地”のマウンド
独立リーグ1本で復帰を目指す「自分自身を実験台にして、どこまでいけるか確かめたい」
オリックス時代の話題になると「注目度が全然違いましたね」と関西2球団の違いを熱弁。「阪神ではどうでもいいことも記事になってましたが、オリックスは新聞にそのスペースがない。だから、いろんなことを記者さんとも話すことができた。ダーツもよく行きましたよ」と当時を振り返っていた。
今年7月で43歳を迎える井川氏。マウンド復帰は独立リーグ1本に絞っているようだ。「40歳を超えても、投げている投手もいますよね。同僚だった能見(オリックス)も頑張っている。僕も自分自身を実験台にして、どこまでいけるか確かめたい」。元虎のエース左腕はいつまでも、変わらない向上心を持ち野球人生を歩んでいる。
○著者プロフィール
橋本健吾(はしもと・けんご)
1984年6月、兵庫県生まれ。報徳学園時代は「2番・左翼」として2002年は選抜優勝を経験。立命大では準硬式野球部に入り主将、4年時には日本代表に選出される。製薬会社を経て報知新聞社に入社しアマ野球、オリックス、阪神を担当。2018年からFull-Countに所属。
(橋本健吾 / Kengo Hashimoto)