怪我した期間を有意義に過ごすトレーニング 指導者が挙げる2つの注意点
肩や肘を痛めた場合は、段階を踏んだトレーニングを
野球を続ける上で、避けて通れないのが怪我のリスク。少年野球の子どもたちも、怪我をした時はどう過ごすべきか、悩むことがあるのではないだろうか。First-Pitch編集部では、指導者たちからの取材で得たトレーニング方法を紹介。怪我をしても焦らずに過ごすヒントがある。
野球の怪我は肩や肘、腰や足など、様々なところが挙げられる。故障個所によってトレーニング方法は変わるが、共通するのは「患部を休めること」と「負荷は低くすること」だ。
肩や肘を怪我した場合、腹筋や背筋といった体幹トレーニングや、スクワットやランニングのような下半身を強化するトレーニングが有効。患部の状態が回復してきたら、シャドーピッチングなどで落ちた筋肉を取り戻していく。ボールを投げるまでに段階を踏んでいくと、体への負担を少なくできる。
腰を痛めた場合は腕立てや腹筋など、足を痛めた時は上半身をメインにした体幹トレーニングがおすすめ。肩や肘の怪我と同様に、故障した部位に少しずつ負荷をかけて筋肉を刺激していく。