「どんだけ遅いねん」ようやく揃った“役者”に中嶋監督チクリ…6月はオリの季節!?

オリックスは6月無敗の6連勝、4月30日以来の貯金「1」

■オリックス 6ー1 ヤクルト（交流戦・7日・京セラドーム）

　オリックスは7日、京セラドームで行われたヤクルト戦を6-1で勝利し今季初の6連勝を飾った。先発の山岡が7回1失点で昨年から本拠地10連勝をマーク。シーズン序盤は苦しい戦いが続いていたが、遂に貯金生活に突入し昨季のVロード再現を思わす戦いぶりとなっている。

　オリックスの季節がやってきた。3回に福田、中川圭のタイムリーで2点を先制すると、4回にはマッカーシーが特大の2号ソロ。さらに5回には杉本、T-岡田の適時打などで3点を追加し12安打6得点の猛攻を見せた。投げても先発の山岡が4回に3連続四球で1点を失ったが7回1失点の快投で4勝目をマークし投打が噛み合う試合運びだった。

　25年ぶりのリーグ優勝を果たした昨季は5月終了時点ではリーグ5位に低迷。だが、6月に入り交流戦優勝を果たすと、そこから一気に首位に浮上し、勢いそのままパ・リーグのライバルと死闘を演じペナントを制した。昨シーズンと同じ流れできているだけに期待せざるを得ない状況だ。