梅雨の時期は自宅で野球の実力アップ 成長過程の少年少女にお勧めのトレーニング
下半身を強化する「フロントランジ」、片足跳びのけんけんでもOK
腕立て伏せの格好をしてから、片手を地面から離して、顔が天井を向くように回転する。右回転と左回転5回ずつを1セットとして、3セットが目安。お尻が上がりすぎたり、下がりすぎたりしないように注意する。岡田さんは「腕立て伏せと同じように胸や腕の筋肉が鍛えられます。球を投げる時に必要な肩回りや体幹も強化できます」と話す。
下半身のトレーニングで勧めているメニューの1つは「フロントランジ」。足を肩幅に開いて立ち、片足を前に踏み出して上体を沈ませる。前に出した足で地面を強く蹴って、元の格好に戻る。難しいと感じた場合は、片足跳び(けんけん)で真っすぐ進んでも良い。フロントランジと同様、お尻や太ももの筋肉が鍛えられるという。
気象は人間の力で変えられないため、梅雨にバットやグラブを使った練習が減るのは仕方ない。ただ、この時期にトレーニングをすれば、梅雨が明けた時に自分の成長を感じられるだろう。
(間淳 / Jun Aida)
少年野球指導の「今」を知りたい 指導者や保護者に役立つ情報は「First-Pitch」へ
球速を上げたい、打球を遠くに飛ばしたい……。「Full-Count」のきょうだいサイト「First-Pitch」では、野球少年・少女や指導者・保護者の皆さんが知りたい指導方法や、育成現場の“今”を伝えています。野球の楽しさを覚える入り口として、疑問解決への糸口として、役立つ情報を日々発信します。
■「First-Pitch」のURLはこちら
https://first-pitch.jp/