プロ行く選手の「特徴」とは? 社会人日本一監督がオリ福田に見た“ぶれない信念”

NTT東日本で監督を務めた飯塚智広氏【写真:鳥越涼芳】
NTT東日本で監督を務めた飯塚智広氏【写真:鳥越涼芳】

オリ福田は「指導者も先輩の目も気にせず、周りに流されなかった」

 多数のプロ野球選手を輩出してきた社会人の名門・NTT東日本で監督を務めた飯塚智広氏には「絶対にプロに行く」と確信していた教え子がいた。オリックスの福田周平外野手。飯塚氏が「いい意味で変人」と表現する福田は、周りに流されない強い意思があったという。

 昨秋のドラフト会議では上川畑大悟内野手が日本ハムから9位指名されるなど、NTT東日本からは毎年のようにプロ野球選手が誕生している。昨年末まで監督を7年間務めた飯塚氏も多くの教え子をプロへ送り出してきた。中でも、オリックスから2017年ドラフト3位で指名された福田は「絶対にプロに行く」と確信していたという

「指導者の目も先輩の目も気にせず『上手くなりたい』『絶対にプロに行く』という強い意思を持っていました。周りに全く流されない、いい意味で空気を読まない変人でした」

 福田からは“ぶれない信念”が伝わってきたと飯塚氏は振り返る。野球はチームスポーツと理解した上で自分の技術を磨くことを追求し、意見を述べることをためらわなかったという。

チーム方針に疑問を投げかけた福田、周囲を納得させた練習量

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY