山本由伸が日本で見られるのは“あと1年”? 夢のメジャーへ“条件”揃うタイミング

今季は前半戦だけで10勝をマーク、2年連続の沢村賞も視野

 今オフにいきなり移籍が実現することはないだろう。以前から球団関係者も「1、2年で結果を残したから『じゃあ、どうぞ』とは言えない」と口にしている。プロ2年目の2018年に54試合に登板しブレークしたが、先発として2桁勝利をマークしたのは、18勝で沢村賞に輝いた昨年が初めて。

 今季は前半戦だけで10勝を挙げ、順調にいけば2年連続の沢村賞も視野に入っている。そして、来年3月に開催される第5回・WBCでは侍ジャパンのエースとして大きな期待が寄せられている。すでに、メジャーのスカウトから評価を得ているが、国際大会で圧倒する姿を見せ、同年のシーズンもリーグトップの成績を残せば――。

 一度、同球団関係者に「どれくらいの成績を残せば“GOサイン”が出ますか?」と聞いたことがある。数字だけでなく、リーグ優勝にどれだけ貢献できるかなどもあるが「3年連続で沢村賞を獲るぐらいの成績を残せば、誰も文句はいえない。本人も日本でやり残したことはなくなるでしょう。こればっかりは何とも言えないけどね」と語っていた。

契約更改の席で福良GM「夢は応援してあげたい(笑)。まぁ、ゆっくり話して行くしかない」

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