大谷翔平の“トレード問題”は再燃必至 エンゼルスにとって“オフ”が好都合な理由
「オオタニの将来についての疑問は終わっていない」
今季はエンゼルスでプレーすることになった大谷。ただ、来季終了後にFAとなる二刀流右腕の去就は今後も注目されることになる。同紙も「もちろん、オオタニの将来についての疑問は終わっていない。この問題は今冬また確実に浮上してくる。エンゼルスが2023年シーズン以降もオオタニを残留させる契約を結ぶことができなければ」と記し、今オフにも再びこの“トレード問題”が湧き上がるとしている。
同紙は大谷の新たな契約について「28歳のオオタニがどんな契約を求めているのか知るのは難しいが、それは1年あたり4000万ドル(約52億4500万円)を超えるかもしれない」と破格の条件を想定。仮にこのオフの段階で契約延長に合意していなかった場合、エンゼルスは「オオタニを保持しながら優勝を目指すのか(そして再契約を説得するのか)」「2023年シーズン開幕前に彼をトレードで放出するのか」という問題に直面するとしている。
仮にエンゼルスがトレードを選択するとしても、シーズン中よりもシーズンオフの方が都合がいいとも記事では指摘されている。シーズン中のトレードは主力選手と複数の若手有望株を交換するのがオーソドックス。ただ、エンゼルスとしてはメジャーで活躍できる“即戦力”を求めたいチーム事情にあるため「その時期だと、メジャーですでに実績のある選手が獲得しやすい」というのだ。
ひとまずエンゼルス残留となった大谷だが、ほとぼりが冷めるのもほんの束の間か。シーズン終了後には、再び“大谷争奪戦”が幕を開けるかもしれない。
(Full-Count編集部)