決勝戦は東京ドーム 中学硬式日本一を決める「ジャイアンツカップ」が3年ぶり開催
全国1579チームから勝ち抜いた32チームが出場
多くのプロ野球選手を輩出してきた第16回全日本中学野球選手権大会「ジャイアンツカップ」(大会会長・長嶋茂雄巨人終身名誉監督)の開会式が14日、東京ドームで開催された。昨年、一昨年は新型コロナウイルス感染拡大により開催が見送られたため、3年ぶりに熱戦が繰り広げられる。
開会式では全32チームがオーロラビジョンで紹介された。選手宣誓は東京城南ボーイズの佐藤龍月(りゅうが)主将が務めた。元巨人のエースで大会副会長・堀内恒夫氏も出席。将来の野球界を担う選手に成長することを期待し「皆さんは各地区を代表するチームです。地域の代表という自信と誇りを持って、最後まで戦い抜いてください。チームメートや対戦相手への敬意を忘れずに、ご両親や監督、コーチらにも感謝を忘れずに戦うことを願っています」とエールを送った。
ジャイアンツカップは中学硬式野球の最高峰とも言われている大会で、全国の少年硬式野球主要5リーグ(リトルシニア、ボーイズリーグ、ポニーリーグ、ヤングリーグ、フレッシュリーグ)のチームが参加している。全国25地区、1579チームから勝ち上がった32チームが「真の日本一」を決める戦いに挑む。
試合は15日からジャイアンツ球場、府中市民球場などで開催される。決勝は20日、東京ドームで巨人戦終了後に行われる。18日の準決勝、決勝は日テレジータスで生中継、「GIANTS TV」でも生配信される。
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