準決勝はともに劇的幕切れ ジャイアンツカップ決勝は取手リトルシニアvs京葉ボーイズ
取手リトルシニアは札幌新琴似リトルシニアにサヨナラ勝利
もう1つの準決勝も終盤にドラマが待っていた。取手リトルシニアは4回1死一、三塁から自慢の走力を生かしたダブルスチールなどで4点を先制し、試合を優位に進める。しかし、このまま逃げ切れるかと思われた6回、2番手でマウンドに上がった藤田一波外野手(3年)が、札幌新琴似リトルシニア打線に捕まった。3者連続適時打を許すなど4点を失い、同点とされる。
まだ、振り出しに戻されただけ。気持ちを立て直して迎えた7回、3連打で無死満塁のチャンスをつくると、9番・諏江武尊遊撃手(3年)の犠飛でサヨナラ。札幌新琴似リトルシニアを振り切った。劇的な勝利で勢いに乗る両チーム。20日に東京ドームを舞台とする決戦で、ともに初めての頂点を争う。
(森大樹 / Daiki Mori)
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