取手リトルシニアがジャイアンツカップ初優勝 京葉ボーイズの追い上げ交わす
序盤に得点重ねた取手リトルシニア 5-3で京葉ボーイズに勝利
中学硬式の日本一を決める第16回全日本中学野球選手権大会「ジャイアンツカップ」(大会会長・長嶋茂雄巨人終身名誉監督)は20日、東京ドームで決勝戦を行い、取手リトルシニア(茨城)が5ー3で京葉ボーイズ(千葉)を下して初優勝を飾った。
取手リトルシニアは初回、1点先制を許したが、その裏に1死一、二塁のチャンスをつくり、4番の土田悠翔内野手(3年)が二塁強襲の同点適時打。さらに、続く三ツ井大陸内野手(3年)の投ゴロが二塁への悪送球を誘い、逆転に成功した。
2回にも1死一、二塁から、坂本慎太郎外野手(3年)が右翼線へ痛烈な適時二塁打を放ち追加点。続く藤田一波投手(3年)も中前に適時打を放った。4回には1死一、三塁で藤田が中犠飛を打ち上げ、着々と点差を広げた。
投げては先発の藤田から、1点リードの2回2死一、三塁のピンチでバトンを受けた朝来友翔投手(2年)が後続を断った。6回からはエースの坂本が登板。2点を失ったがリードを守り切り、初優勝を飾った。準決勝で逆転サヨナラ勝利を飾るなど“逆転の京葉”をうたう京葉ボーイズは、あと一歩届かなかった。
(宮脇広久 / Hirohisa Miyawaki)
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