超人を“鳥人”と誤認、犬の育て方で飛躍… 阪神糸井“らしさ全開”の引退会見
地元の京都・宮津からの応援「田舎の声援というのはすごく力になりました」
――SMAPの「SHAKE」を登場曲として使用し球場が盛り上がった
「あれが聞けなくなるのは本当に寂しい。ファンの方に『糸井ならやれるーや!』と、フレーズをもらって、本当にありがたかったですし、あれが聞けなくなるのは寂しい」
――投手から野手に転向して活躍する姿は野球界や子どもたちにも勇気を与えた
「色々と苦しい、自分もありましたけど。そういうのは絶対に訪れるので、やっぱり野球が好きという、僕の中ではそれが絶対に心の中にあったので。何が来ても乗り越えられましたし、絶対に活躍するんだという気持ちを持っていれば、自分から努力もしますし。そういう気持ちがあれば、何でもできると思います」
――今年シーズンは「野手に転向したときの気持ちと同じ」と語っていた。改めて今季を振り返って
「そういう意味では今年、僕はすごく懸けていたというか。自分の中でけじめをつける1年にしようとしていた。キャンプもルーキーのような形でやりましたし、フルメニューもみんなに混じってやりましたし、ここ数年では絶対にあり得ないこと。そう考えるとやっぱり、また来年その気持ちでキャンプって考えた時に、ちょっと自分の中でクエスチョンが出たというのは正直なところです」
――地元の京都・宮津で応援してくれるファンに向け
「地元は田舎なんですけど、たまにバス2台くらい貸し切って大人数で応援に来てくださったりしていた。本当に感謝している。たまにやりすぎちゃう? くらい激しく動いたりしたので少し恥ずかしい思いもしました(笑)。でもやっぱり田舎の声援というのはすごく力になりました」