超人を“鳥人”と誤認、犬の育て方で飛躍… 阪神糸井“らしさ全開”の引退会見
自分で超人と思うところは「たまに、意味の分からない発言をしたり、見た目とか」
――超人と呼ばれることをどう思っていた?
「いつからなんですかね? いつからか僕も分からないんですが、最初は“チョウジン”と言われて羽も生えてへんし、空も飛べへんし。そっちの鳥人やと思っていましたけど(笑)。でも、そうやって呼んでくださることでモチベーションは上がっていました」
――自分で超人と思うことは?
「自分でですか? ありました(笑)。たまに、意味の分からない発言をしたり。まぁ、見た目とか、そんな感じですかね」
――会見で涙を見せないのはこだわり?
「こだわりというか、本当に昨日一睡もしていないので。はい、泣きましたし。(涙は)枯れました」
――残りのシーズンでグラウンドに立つ可能性は?
「もちろん、このあと2軍で練習しますし、引退試合も今のところ控えていると思うので。練習はもちろんしますし、若手の子らとまたいろいろ話したいなと思います」
――今だから明かせる怪我は?
「やっぱり、アスリートをやっていれば怪我はつきもの。選手生命に関わるような怪我、手術もたくさんしてきました。手術の痕なんて裸になれば何個もあるくらい、あります。やっぱり怪我の時期って野球ができない苦しみがありますが、また野球をするにはそこから復活しないとできないので。そこで培った気持ちとか、忍耐力というのは、治った後につながってくると思いますね」
――将来的にはユニホームを着たい?
「そうですね。おっさんになってきたら、若手の活躍が嬉しくなってくるものかもしれないですけど。本当に嬉しかったですし、ゆくゆくは何らかの形でプロではなしに、野球の発展につながるのであれば。指導とか携われたらなと思います」