元大阪桐蔭主将が伝える打撃の極意 少年野球の子どもへ「構え方で8~9割決まる」

子どもへ指導する元大阪桐蔭主将・廣畑実さん【写真:本人提供】
子どもへ指導する元大阪桐蔭主将・廣畑実さん【写真:本人提供】

元大阪桐蔭主将・廣畑実さんは野球塾を開設、YouTubeでも打撃論を配信

 大阪桐蔭で主将を務め、現在はミノルマンの愛称でYouTubeや野球塾で技術や知識を伝えている廣畑実さんは、打撃の一番大切なのは「構え方」と強調する。少年野球の子どもたちにも3つのポイントを伝え「打てるかどうかは、構え方で8~9割が決まる」と言い切る。

 2011年に大阪桐蔭で主将を務めた廣畑さんは亜細亜大、JR東海とアマチュア野球界の王道を歩んだ。現役引退後は地元・大阪で野球塾「Amazing」を始め、ミノルマンの愛称でYouTubeでも知識や技術を伝えている。

 大阪桐蔭では2年生の時に選抜高校野球大会に出場した廣畑さんだが、大学や社会人では「引き出しの少なさ」が原因で行き詰ったという。その経験から「小、中学生には技術の引き出しを多く伝えていきたいと思っています」と日々、子どもたちと接している。常識にとらわれない理論や、野球以外の競技から体の使い方を取り入れるところは、廣畑さんの指導の特徴だ。

構え方のポイントは「猫背」「肩甲骨」「膝」

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